2026/10/29 00:00
こんにちは。TAKARABAKO88です。
帯をリメイクしたジュエリーボックスを販売していると、
「これ、帯なんですか??」
と、驚かれることがあります。
「和柄ですよ」とお伝えすると、
「えっ、和に見えない!」
「洋の生地かと思いました」
「でも、よく見ると確かに和ですね」
そんなふうに言っていただくことも。
私自身は、あまり意識していなかったのですが、改めて考えてみると、確かにTAKARABAKO88の帯のジュエリーボックスは、少し独特なのかもしれません。
色彩だったり。
柄の出し方だったり。
帯のどの部分を使うかだったり。
同じ帯でも、どこを切り取って箱に仕立てるかで、ずいぶん印象が変わります。

きっと、他の作家さんが同じ帯を使ったとしても、選ぶ部分も、柄の見せ方も、合わせる木の色も、きっと違う。
それは、作り手によって「好き」が違うから。
そして、私にも私なりの「好き」があるのだと思います。
私は学生の頃、染織を専門に学んでいました。
京都で、染めや織りについて学びながら、布と向き合っていた時間があります。
当時から、和をテーマにものづくりをすることもありました。
でも、そんなときに教授から言われていたのが、
「和を作っているのに、和に見えないね」
という言葉。
当時は、ちょっと複雑でした。
和を表現しているつもりなのに、なぜ和に見えないんだろう。
彩度は調節したつもりだったのにな…
こでれも植物染料使ったけど?!!
そんなふうに考えたこともあります。
でも、今になって思えば、それも私の個性だったのかもしれません。
和のものを使っていても、どこか洋の雰囲気がある。
華やかだけれど、甘すぎない。
色が大胆なのに、なぜかまとまっている。
そんな「私が選ぶ世界」が、少しずつ出来上がってきたのだと思います。
TAKARABAKO88の帯のジュエリーボックスも、
「和風のジュエリーボックスを作ろう」
と思って作っているわけではありません。
ただ、私が「美しいな」「この色の組み合わせが好きだな」と思った帯を選び、木の箱に合わせていく。
その結果として、和の素材なのに、少し違った表情のものが生まれている。
それが、TAKARABAKO88なのだと思います。
「これ、帯なんですか?」
そう言っていただけるのは、もしかすると私にとって、とても嬉しい言葉なのかもしれません。
その結果として、和の素材なのに、少し違った表情のものが生まれている。
それが、TAKARABAKO88なのだと思います。
「これ、帯なんですか?」
そう言っていただけるのは、もしかすると私にとって、とても嬉しい言葉なのかもしれません。
日本の美しい帯を使いながら、昔のものをそのまま再現するのではなく、今の暮らしの中に置きたくなるものへ。
そして、私自身が選んだ色や柄の世界を楽しんでいただけたら。
これからも、私にしかできない「帯の見せ方」を探しながら、一点ずつ仕立てていきたいと思っています。
「和なのに、なんだかTAKARABAKO88らしい。」
そんなふうに感じていただけたら、とても嬉しいです。