2026/09/21 00:00


こんにちは、TAKARABAKO88です。

今回ご紹介するのは、
黒地に金色の亀甲文様と桜が描かれた、西陣織の生地で作ったジュエリーボックスです。

西陣織というと、華やかな色合いのものを思い浮かべる方も多いと思いますが、
こちらは黒がベースになっていて、金色の柄がとても印象的。

少し大人っぽく、凛とした美しさがあります。



こちらの生地は、婚礼衣装のために織られたもの。

黒地の上に金色の亀甲文様が並び、その中に桜が描かれています。

桜は、日本を代表する花のひとつ。

そして亀甲文様は、長寿や繁栄を願う吉祥文様として、昔から親しまれてきた柄です。

お祝いのために作られた着物の生地には、
色や柄だけでなく、こうした昔からの願いも込められています。

そう考えると、何だか布そのものが持っている時間まで感じられるような気がします。


着物の生地は、大きな縦長の反物です。

その中には、たくさんの柄や色があり、
どこを使うかによって出来上がるものの表情が変わります。

今回は、その中から黒と金のコントラストが特に美しい部分を選びました。

大きな着物の中では一部分だった柄が、
小さな木製のジュエリーボックスの蓋になると、また違った存在感を持ちます。

私は、こうして美しい布の「ここが好き」という部分を見つけて、
小さなものに仕立て直す作業が好きです。


婚礼衣装のために織られた西陣織。

本来は特別な日に身につけるための布ですが、
こうしてジュエリーボックスに仕立てることで、これからは日々の暮らしの中で楽しんでいただけます。

蓋を開ければ、大切なネックレスやリング、ピアスなどをしまえる小さな宝箱。

使っていないときにも、蓋の上の美しい布を眺めることができます。

「着物は着る機会がないけれど、日本の美しい布が好き」

そんな方にも、こんな形なら身近に楽しんでいただけるのではないかなと思っています。



黒と金の西陣織に、桜と亀甲文様。

少し個性的で、でも長く飽きずに使える。

そんな小さな宝箱ができました。

TAKARABAKO88では、着物や帯などの美しい布を使って、
ジュエリーボックスを制作しています。

一期一会の布との出会いも、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。