2026/08/02 00:00
TAKARABAKO88では、世界中の素敵な生地を使って、
ちょっと特別なジュエリーボックスを作成しています。その中で、帯のジュエリーボックスもあるのですが、
日本の文様に込められた思いには、いつも胸を打たれます。
私は学生時代、京都の美術大学で染色を学んでいたので、文様についての知識はある程度学んできました。
それでも、帯をリメイクしたジュエリーボックスの商品説明を書きながら、改めて一つひとつの文様について調べることがあります。
すると不思議なことに、学生時代に教科書で勉強していた頃よりも、ずっと頭に入ってくるのです。
実際に帯を手に取り、織りや糸の質感、色の重なりを眺めながら調べていると、自然と想像が膨らんできます。
「どんな願いを込めて、この文様は生まれたのだろう。」
「この帯は、どんな着物と合わせて身にまとわれていたのだろう。」
そんなことを考えていると、一枚の帯が歩んできた時間まで感じられるような気がします。
最近は画面の中で何でも学べる便利な時代ですが、やはり私には、実物を手に取りながら学ぶ方が性に合っているようです。

目で見るだけでは分からないことが、手触りや重み、光沢から伝わってきます。
だからこそ、帯をリメイクする仕事を始めてから、日本の染織や文様がますます好きになりました。
知れば知るほど、その奥深さに魅了されています。