2026/07/02 00:00

先日、和紙のアクセサリーブランド「Japan Paper haru」のデザイナーさんと一緒に、廃棄される着物を扱う業者様へ仕入れに行ってきました。

私はジュエリーボックスに使えそうなヴィンテージブローチを中心に拝見し、haruさんは着物を仕入れられていました。

私は職業柄、どうしても「デザインが美しいもの」「意匠性が高いもの」に目が向きます。テキスタイルデザイナーとして長年仕事をしてきたこともあり、心が動くのはやはり美しい柄や珍しい素材です。




そんな中、haruさんがおっしゃった言葉が、とても印象に残りました。

「海外や国内で価値があって売れる着物は、そちらで活かしてください。私は、本当に廃棄されてしまう着物を救いたいんです。」

その言葉を聞いて、胸を打たれました。

価値があるものを活かすのではなく、行き場を失ったものに新しい命を吹き込む。

アップサイクルという言葉では表現しきれない、ものづくりへの強い想いを感じました。


実際にharuさんが生み出される作品は、廃棄されるはずだった素材とは思えないほど美しく、多くの方の心を動かしています。

「素敵だから買う。」

その先に、「実は廃棄される着物から作られている」というストーリーがある。

そんなものづくりができることは、本当に素晴らしいことだと思います。

私もいつか、廃棄される素材をもっと活かせるような商品を作れたらいいな、と考えました。

まだ具体的なアイデアはありませんし、売れる商品を生み出すことは決して簡単ではありません。

それでも、この日のお話は、これからのものづくりを考える上で、とても大きな学びになりました。

ジュエリーボックスを制作している私も、「美しい布を愛でる」というだけではなく、素材そのものが持つ物語や価値も大切にしながら、少しずつ自分らしいものづくりを続けていきたいと思います。





「Japan Paper haru」さんのホームページはコチラ
https://store.halhal.co/