2026/03/29 00:00
こんにちは。
TAKARABAKO88の森田です。
今日は、七五三の着物でお作りした宝箱のお話です。
今回ご相談くださったのは、
高齢出産で待望の女の子をご出産されたお母様。
七五三でお召しになったお着物は、
お母様が大切に取っておいてくださったものだそうです。
さらにその着物は、
お祖母様とお母様が一緒に選ばれた一枚とのこと。
三世代の想いが重なったお着物だと伺い、
お話を聞きながら、なんだか胸があたたかくなりました。

けれど、長く保管されていたことで、
白い部分にはどうしてもシミができてしまっていたそうです。
クリーニングにも出されたけれど、完全には取れなかったとのこと。
「このままでは着られないけれど、手放せない」
そんなお気持ちから、着物リメイクを考えられたそうです。
ただ、いろいろ探してみたものの、
なかなかお好きなテイストに出会えず、
TAKARABAKO88に辿り着いてくださいました。
実際に拝見すると、
絹に染められた鮮やかな色、
きらりと光る金糸。
とても華やかで、見ているだけで心が弾むようなお着物でした。
ヒアリングを重ねていくうちに、
華やかな構成がお好きだとわかり、
できるだけたくさんのモチーフが入るように、
どの部分を使うかをじっくり考えました。
シミのある白場は避けながら、
それでもこの着物らしさがしっかり伝わるように。
そうしてお作りしたのが、
娘さんのためのジュエリーボックスと、
お母様へ贈られるジュエリーボックスの2点です。
七五三の思い出を、
ただしまっておくのではなく、
これからもそばで使える形に。
着物リメイクは、
思い出を閉じ込める作業ではなく、
これからの時間へつなげていくものなのかもしれません。
大切なお着物を託してくださり、
本当にありがとうございました。