2025/11/26 15:47
最近、「どうして自分の作ったものを売るのですか?」という質問をいただきました。
シンプルなようで、とても深い問いです。
私は、ただ“稼ぐため”にジュエリーボックスを作っているわけではありません。
その背景には、18年間テキスタイルデザイナーとして働く中で感じてきた、
どうしても無視できない想いがあるからです。
美しい素材が “静かに消えていく現実”
着物、スカーフ、ヴィンテージのブローチやパーツ…。
誰かの思い出が宿るような品々が、二束三文のまま処分されていく現場を見てきました。
「もったいない」では足りない、胸がぎゅっとなる光景です。
私は、美しいのに行き場を失った素材に、もう一度命を吹き込みたい。
その想いが、今の活動の原点にあります。
思い出をしまう “場所” を作りたい
私が作っているものは、ただのジュエリーボックスではありません。
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大切な人からもらったアクセサリー
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旅先で買った思い出の小物
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ずっと大切にしている宝物
それらをそっとしまう「特別な場所」を作りたいのです。
TAKARABAKO88 の箱は、
思い出が生き続けるための 小さな部屋 のような存在であってほしい。
サステナブルを “美しい体験” として届けたい
リサイクル素材やヴィンテージパーツは、
「環境に良いから使う」のではなく、
選びたくなるほど美しいものに生まれ変わる
そんな再生を目指しています。
30〜50代の働く女性に、
自然とサステナブルに触れられるきっかけを作りたいのです。
“作って売る” は、私にとって使命に近い
たくさんの素材の声を聞いてきました。
「もう一度誰かの手に渡りたい」
そんな願いが聞こえてくるような気がします。
だから私は作り、届けています。
特別なものを、特別な箱にしまってほしい。
そのシンプルだけれど温かい願いが、今も私を動かしています。