2025/11/25 14:41
三菱一号館美術館の「アールデコとモード展」へ行ってきました。
繊細に作られたバッグやドレスを眺めていると、当時の貴婦人はどれだけ美しい所作で日々を過ごしていたのだろう…と想像が膨らみました。
布の扱いひとつ、アクセサリーの留め具ひとつをとっても、非常に細やかで、決して急がず、丁寧に時間を重ねて作られていたことが伝わってきます。
デザイナーとして、こうした“昔の美意識”に触れると背筋が伸びるような気持ちになります。
私は今、ヴィンテージブローチをリメイクした1点物のジュエリーボックスを作っていますが、展示で見た品々のように、ひとつひとつの工程に「気持ちの良い静けさ」を宿せたらいいなと思います。
時代を越えて残るものは、派手さよりも「丁寧さ」。
そんなことをしみじみ感じた一日でした。
よろしければ、新しく仕上がったジュエリーボックスも覗いてみてください。
それぞれに、静かに息づく物語があります。

TAKARABAKO88 デザイナー森田