2024/05/27 09:35

こんにちは。

 

TAKARABAKO88 デザイナーの森田です。

 

今日は、なぜリメイクにこだわるのか綴りたいと思います。

 

私は長年、繊維業界にいました。

繊維と言えば、いまでこそクリーンになってきましたが

数年前までは環境を汚染している業種ベスト3に入る、ブラックな業界でした。

大量に作って、大量に破棄するのが当たり前。

薄々、自分も環境汚染に加担しているという自責の念がありました。

 

転機が来たのは、2015年に渋谷のアップリンクで見た

ドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト」(真の代償)。

自分が何となく想像していた世界が映像化され、言語化され、自分に突き付けられ、

とても衝撃を受けたことを今でもしっかりと覚えています。

 

それ以来、

いつか自分はサスティナブルな物作りがしたい、

新しい物を一から作り出すのではなく、今あるものだけで新しい物を産み出してみたい、

安くてすぐに壊れてしまうようなものではなく、長く、そして大切に使っていただける

血の通った物作りがしたいと強く思うようになりました。

 

 

いろんな想いがリンクし、

2018年にTAKARABAKO88が誕生しました。

まだまだ道半ばのブランドですが、これからも細く長く、

この活動を続けていきたいと思っています。



 

 

 

 

 

ドキュメンタリー映画「ザ・トゥルー・コスト」(真の代償)

https://unitedpeople.jp/truecost/about